壊れた鈴がやって来ました。
「どれどれ、お帰り。」
なぜか、楽しみに封を開けてしまう。
「おぉー。君は古いんじゃないの?」
ポイントは、丸カンの太さと柄の厚み。
魚のヒレの形も今のと違う。
これ、7年くらい前に作った鈴だな。
かわいいなぁ。…親バカ。
ばらして、凹みを叩き直して、また、組み立てる。
丸カンを付けて、燻して、仕上げる。
修理は、すごく手間のかかる仕事だけど、今のところサービスでやっています。
以前「一週間目で、踏んでしまいました。」と、潰れた鈴が送られて来てガックリした事があった。
でも、使いたいから直して欲しい…というココロに答えたい。
修理に出す事が、面倒っちくならない様に、とにかく送ってもらえれば、直せる鈴は直します。
永く使って下さい。
クミコ