去年まで、
バターナッツというヒョウタン型のカボチャを育てていた。
オレンジ色の固い果肉は千切りにして炒めるとニンジンみたいで甘くておいしい。
種を取り、毎年植えていたけれど、年々小さくなるばかり。
肌色のツルッとした表面に縞模様が出て、くびれはなくなり、でこぼこしていった。
とうとう去年は野球ボールくらいの小さくて種ばっかりのカボチャになった。
他のカボチャと交配したのか、もともとそういう種だったのか。
畑で乾いてカラカラになったそのカボチャ。
中は空っぽで種だけになってた。
こっちは丈夫に育たなかったヒョウタン。
器に使うにはクニャっとしている。ポトスが育ったらそのまま土に帰そうと思う。
山椒とグミ。
クミコ